実際の葬儀の進行と当日の流れ

【葬儀マナー】失礼のない香典の渡し方:タイミング、お悔やみの言葉、注意点

失礼のない香典の渡し方
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宮坂
宮坂
葬儀に参列する際、香典は故人への弔意を表す大切なものです。しかし、渡し方には様々なマナーがあり、失礼のないように渡したいものです。

この記事では、香典の渡し方における基本的な葬儀マナーから、お悔やみの言葉の選択と伝え方、さらに近所の方への配慮まで幅広く解説します。心を込めた正しい香典の渡し方を理解することで、皆様の不安解消のお手伝いができれば幸いです。

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香典を渡すタイミング、渡し方

受付での香典の渡し方

葬儀・告別式でのお悔みの言葉文例

葬儀の受付では、まず記帳を済ませ、袱紗から香典を取り出して渡します。香典袋の向きを相手に向けて、両手で丁寧に渡しましょう。

受付の方に「この度はご愁傷様です」などと一言お悔やみの言葉を述べると、より丁寧な印象になります。袱紗は、香典袋を汚したり、傷つけたりするのを防ぐ役割があります。

香典を渡す直前に袱紗から取り出すようにしましょう。また、香典袋は、受付の方から見て正面になるように向きを変えてから渡しましょう。

香典を渡した後は、深くお辞儀をしましょう。香典を渡す際の動作一つ一つに、故人を偲ぶ気持ちを込めることが大切です。

香典袋を渡す際は、必ず両手で差し出すようにします。片手で渡すのは失礼にあたります。受付の方が受け取りやすいように、香典袋の下に手を添えて渡すと、より丁寧な印象を与えます。

自宅葬での渡し方

自宅葬の場合、受付が設置されていないことがあります。その際は、ご遺族に直接香典をお渡しすることになります。ご遺族にお渡しする際も、基本的なマナーは変わりません。

香典袋は袱紗(または代用品)に包んで持参し、渡す直前に取り出します。香典袋を渡す際には、ご遺族に正面を向けて両手で差し出し、お悔やみの言葉を述べましょう。

香典を渡す際の服装

  • 男性の場合は、黒のスーツに白のワイシャツ、黒のネクタイを着用するのが一般的です。靴や靴下も黒で統一しましょう。光沢のある素材や金具が付いたものは避けるようにしましょう。
  • 女性の場合は、黒のワンピースやスーツ、アンサンブルなどを着用します。スカート丈は膝丈か、それよりも長いものを選ぶようにしましょう。ストッキングは黒のものを着用し、肌の露出は控えましょう。

アクセサリーは、結婚指輪以外のものは外すようにし、ネックレスやイヤリングを着用する場合は、真珠の一連ネックレスなど、控えめなものを選ぶようにしましょう。

バッグは黒の布製のものを選び、金具や装飾のないシンプルなものが適切です。靴も黒のシンプルなパンプスを選び、ヒールが高すぎるものや、派手なデザインのものは避けるようにしましょう。

葬儀の場では、服装だけでなく、髪型やメイクも控えめにし、派手なヘアスタイルやメイクは避け、清潔感を保つように心がけましょう。

香典の金額の目安

香典の金額は故人との関係性や、自身の年齢によって異なります。一般的には、親族であれば1万円から10万円程度、友人や知人であれば5千円から1万円程度が目安です。

例えば、故人が自分の親である場合は、5万円から10万円程度、兄弟姉妹の場合は3万円から5万円程度が目安です。祖父母の場合は1万円から3万円程度、その他の親族の場合は5千円から1万円程度が目安になります。ただし、故人との関係が特に親しかった場合は、少し多めに包むこともあります。

香典の金額は、あくまで目安であり、地域や宗派によっても異なる場合があります。迷った場合は、親族や葬儀社に相談すると良いでしょう。また、香典に包む金額は、割り切れない奇数の金額が好ましいとされています。2千円や2万円など、偶数の金額は避けるようにしましょう。

お悔やみの言葉と伝え方

お悔やみの言葉は短く簡潔に

「この度はご愁傷様でございます」など、簡潔で丁寧なお悔やみの言葉を伝えましょう。長々と話すのは避け、静かなトーンで話すようにしましょう。

お悔やみの言葉を述べる際には、表情にも気を配りましょう。悲しみをたたえた表情で、心からのお悔やみを示しましょう。笑顔や軽い態度は、不適切と受け取られるかもしれません。

お悔やみの言葉は、遺族の心に寄り添うように心を込めてお伝えしましょう。言葉だけでなく、態度や表情も、遺族への配慮を示す重要な要素です。

宗教に合わせたお悔やみの言葉

故人の宗教によって、お悔やみの言葉は異なります。仏式であれば一般的に「ご冥福をお祈りします」「心よりお悔やみ申し上げます」、キリスト教式であれば「安らかな眠りを祈ります」「神様の慰めがありますように」など、適切な言葉を選びましょう。

神道の場合、「御霊のご平安をお祈りいたします」「安らかにお眠りください」といった言葉が使われます。どの宗教でも共通して使えるお悔やみの言葉としては、「この度はご愁傷様でございます」があります。

また、お悔やみの言葉を述べる際には、故人の宗教を尊重し、失礼のないように配慮しましょう。宗教によって言葉だけでなく、態度や作法も異なる場合があります。事前に確認しておくことをお勧めします。

不幸が重なることを連想させる重ね言葉や、直接的な表現である忌み言葉は避けるようにしましょう。例:「重ね重ね」「再び」「追って」など。
死や病気などを直接的に表現する忌み言葉は、避けるようにしましょう。例:「死ぬ」「急死」「病気」など。

近所の方が亡くなった際の香典の渡し方

香典を渡すかどうかの判断基準

故人との関係性においては、日頃から親しくしていた間柄であれば、香典を包むのが一般的です。しかし、付き合いが浅い場合は、香典以外の方法で弔意を伝えることも検討しましょう。

たとえば、弔電を送ったり、後日お悔やみの言葉を伝えに訪問したりすることも、立派な弔意の表し方です。また、町内会や自治会など、地域によっては香典をまとめて出す慣習がある場合もあります。このような場合、個別に香典を渡す必要はないかもしれません。

香典の一般的な相場

一般的には、親しい間柄であれば5,000円~10,000円程度、それほど親しくない場合は3,000円~5,000円程度が目安となります。

ただし、地域や慣習によって金額は変動するため、近所の方に相談したり、過去の事例を参考にしたりするのも良いでしょう。

故人が生前お世話になった方であれば、感謝の気持ちを伝えることも大切です。香典だけでなく、お供え物を持参したり、後日改めてご遺族に連絡を取ったりすることで、感謝の気持ちを伝えることができます。

袱紗とは

数珠

袱紗は、香典袋を保護し、汚れたり折れ曲がったりするのを防ぐためのものです。袱紗を用いることで、香典袋を直接手で持つことを避け、より丁寧な印象を与えることができます。

袱紗の選び方:形と色

袱紗には、主に包むタイプと挟むタイプの2種類があります。包むタイプは、香典袋を完全に包み込むため、より丁寧に扱いたい場合に適しています。挟むタイプは、香典袋を挟むだけで簡単に使用できるため、手軽さを重視する方に便利です。

弔事に使用する袱紗の色は、黒、グレー、紺などが一般的で、落ち着いた色合いのものを選びましょう。紫色の袱紗は、慶弔両用として使用できるため、一つ持っておくと便利です。

袱紗がない場合の代替策

  • ハンカチで代用する
    ハンカチを選ぶ際には、黒、グレー、紺などの落ち着いた色の無地のハンカチを選びましょう。香典袋を包む際には、ハンカチの中央に香典袋を置き、包むようにして使用します。
  • 風呂敷やスカーフでの代用
    風呂敷やスカーフも袱紗の代わりとして使用可能です。ハンカチと同様に黒、グレー、紺など、落ち着いた色の無地のものを選びましょう。香典袋を包む際には、風呂敷やスカーフを広げ、中央に香典袋を置き、丁寧に包むようにします。
代用品を使用する場合でも、香典袋が折れ曲がったり、汚れたりしないように細心の注意を払いましょう。

香典におけるお札の入れ方

お札の向き:肖像を裏にする

香典袋にお札を入れる際、お札の肖像が裏向きになるように入れるのが基本です。 これは、故人への配慮を示すためとされています。

新札は避ける

新札は「用意していた」という印象を与えるため、避けるのがマナーです。 もし新札しかない場合は、軽く折り目をつけてから使用しましょう。

香典のお札の枚数は奇数にするのがマナーです。 これは割り切れない数で、故人との縁が切れないようにとの意味が込められています。

香典袋と中袋の書き方

表書きと氏名の書き方

香典袋の表書きは、故人の宗教に合わせて「御霊前」「御仏前」などを選び、自身の氏名はフルネームで書きましょう。

中袋の書き方と金額

中袋には、金額、住所、氏名を記載します。 金額は旧字で書くのが丁寧です。 中袋がない場合は、香典袋の裏面に金額と住所を書きましょう。

中袋がない場合の対応

中袋がない場合は、香典袋の裏面に金額と住所を記載します。 金額は漢数字で書き、住所は略さず記載しましょう。

まとめ

この記事では、香典の渡し方について、具体的なマナーや注意点を詳しく解説しました。香典を渡すタイミングや渡し方、お悔やみの言葉の正しい伝え方は、故人や遺族への配慮を示す重要な要素です。

また、近所の方が亡くなった場合の対応や、袱紗の使い方、香典袋へのお札の正しい入れ方についても紹介しました。これらをしっかりと理解し、実践することで、遺族への失礼を避け、心からのお悔やみの気持ちを伝えることができます。

正しい知識を持ち、相手への思いやりを大切にすることが、葬儀マナーの基本です。本記事を参考に、適切な対応を心掛けましょう。